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屋形船 - 5
季節ごとの楽しみ方 - 5
その点 - 2
秋は夕暮れ - 2
トップページ - 1
アッチューマ - 1
今にいたる屋形船のルーツ - 1
江戸時代においては - 1
屋形船の原型は小型の船に４本柱に屋根 - 1
サイドウォールはすだれという風通しのよいスタイルでした - 1
そのため - 1
夏場の隅田川に船を浮かべて涼を楽しむのが - 1
江戸っ子にとっての - 1
というものでした - 1
つまり屋形船のハイシーズンは夏だったわけです - 1
江戸時代は - 1
ミニ氷河期 - 1
だったとも言われますし - 1
冬は寒かったでしょうね - 1
しかし現代は - 1
屋形船も冷暖房エアコン完備 - 1
四季を通じて舟遊びを楽しめます - 1
言うまでもなく日本人には鋭敏な季節感があり - 1
それが豊かな文化をはぐくんできました - 1
ここでは季節ごとの屋形船の楽しみ方を紹介します - 1
春はあけぼの - 1
まずは春です - 1
心弾む季節に - 1
屋形船は最高です - 1
そして春といえばサクラ - 1
といえばサクラです - 1
上野公園や隅田公園といったサクラの名所で - 1
場所取りをしてのお花見もいいものですが - 1
屋形船から見る花見もまた - 1
味わい深く - 1
そして楽しいものです - 1
船内で食事を楽しみながらの花見もいいですし - 1
屋上スカイデッキから眺める花見も格別 - 1
昼間だけではなく - 1
夜桜もいいですよ - 1
サクラの木のすぐ下で楽しむのもいいですが - 1
少し離れて - 1
船上から見上げるアングルで見るサクラもアリです - 1
なによりも - 1
予約さえしてしまえば乗れますので - 1
場所取りをしなくてもいい - 1
というところがとても大きなメリットです - 1
おすすめのコースは - 1
なんと言っても隅田川沿いです - 1
特に言問橋周辺の隅田公園 - 1
屋形船からであれば - 1
隅田公園の浅草側も牛嶋神社側も - 1
両岸のサクラが楽しめます - 1
牛嶋神社方向をふりさけ見れば - 1
どーんと東京スカイツリーがそびえ立ちます - 1
江戸の昔と平成の東京が共存する風景です - 1
言問橋から少しさかのぼると - 1
歩行者専用橋である - 1
その名も - 1
があります - 1
このあたりは - 1
サクラの季節は本当にきれいです - 1
このあたりのスポットは夜も最高です - 1
サクラ並木はライトアップされますし - 1
東京スカイツリーも色とりどりに妖しく光ります - 1
夏は夜 - 1
続いて - 1
夏です - 1
上記のように - 1
屋形船は本来夏の風物詩でした - 1
今でも夏場が船宿の繁忙期 - 1
かき入れ時です - 1
屋形船で川や海に出るだけで気持ちのいいものです - 1
ですから - 1
昔ながらの楽しみ方である - 1
暑気払い - 1
だけでも十分に価値があります - 1
旬の食材をふんだんに使った料理も楽しめます - 1
一年中食べられる食材でも - 1
本来の旬は夏というものもけっこう多いのです - 1
魚ではキスやアナゴ - 1
野菜だとナス - 1
オクラ - 1
ゴーヤなどです - 1
旬の食材は健康効果も高くなります - 1
お楽しみを - 1
さてしかし - 1
夏はなんと言っても花火でしょう - 1
８月開催だと暦の上では秋なのですが - 1
細かいことは置いておきましてやっぱり花火です - 1
お花見と同様 - 1
場所取りしなくてもいい - 1
という大きなメリットがあります - 1
陸上でもルーフトップにある飲食店などを予約すれば - 1
良いロケーションが確保できますが - 1
数や収容人数には限りがあります - 1
屋形船の場合は - 1
打ち上げ地点近くまで接近することが可能です - 1
数多くの屋形船が出ることにはなりますが - 1
一隻一隻の船には定員がありますので - 1
屋上展望デッキではゆったりと花火を眺めることができます - 1
河川敷や土手の上 - 1
または橋の上だと - 1
人がひしめき合ってとてもゆったりとは見ていられません - 1
橋の上で立ち止まると - 1
警察官に叱られることにもなります - 1
屋形船なら余裕です - 1
さらに - 1
屋形船から見る花火は - 1
その見え方がまた格別です - 1
ほとんど真上近くに - 1
お腹に響くような轟音とともに花火が花開き - 1
火花が流星のように降り注ぐ感覚です - 1
迫力がちがいます - 1
花火を見るなら屋形船に限る - 1
一度でも経験すれば - 1
皆さんそのように確信なさるはずです - 1
さて秋です - 1
何をするにもいい季節ですが - 1
川面を渡る風はなんとも言えずさわやかです - 1
気持ちよく舟遊びを楽しむことができます - 1
食欲の秋 - 1
というくらいですから - 1
もちろんこの季節もおおいに料理が楽しめます - 1
旬の食材は - 1
魚ではサンマ - 1
野菜だと秋ナス - 1
さつまいも - 1
ぎんなん - 1
それから蕎麦も秋が旬ですし - 1
いろいろなキノコ類も秋にもっともおいしくなります - 1
秋は景色の風情もひとしおです - 1
枕草子 - 1
と言いますが - 1
屋形船から眺める東京湾の夕暮れは - 1
たいへん味わい深いものがあります - 1
まさに - 1
絵になる - 1
一大パノラマです - 1
コースによっては紅葉も楽しめます - 1
やや小さな船でしか入れませんが - 1
目黒川沿いの紅葉を水面から眺めるのも良いものです - 1
水面に落ちて流れる紅葉もいいですね - 1
からくれないに水くくる - 1
ところまではいきませんが - 1
それから - 1
秋はお月見もあります - 1
中秋の名月を屋上展望デッキから眺めながら - 1
お団子を食べたりお酒をたしなんだり - 1
風流な舟遊びと言えるでしょう - 1
春もそうですが - 1
秋は屋上展望デッキが過ごしやすくなります - 1
晩秋ともなればかなり肌寒くもなりますが - 1
それまではさわやかな秋風を感じながら - 1
デッキからの眺めを楽しめます - 1
隅田川にかかる個性豊かな橋を下から眺めるのもいいですし - 1
沿岸のこれまた個性的な建物の数々を愛でるのもいいものです - 1
冬はつとめて - 1
最後に冬です - 1
一年の締めくくりでもあり - 1
新しい年の始まりでもある季節になります - 1
屋形船を運航する船宿業界にとっては閑散期です - 1
それだけに - 1
比較的予約が取りやすい季節です - 1
夏場だと - 1
２５人以上でないと船を出せない - 1
などと言われて予約がとれない船宿でも - 1
冬場なら１５人くらいでも予約がとれることがあります - 1
少人数の - 1
乗り合い - 1
選択肢が多めになってきます - 1
そういった点では - 1
むしろ冬は - 1
屋形船おすすめの季節 - 1
でもあります - 1
この季節の屋形船の利用目的は - 1
やはり忘年会 - 1
新年会がメインでしょう - 1
年度末も近づく頃合ですから - 1
人が入れ替わり - 1
歓迎会 - 1
送別会もあります - 1
冬場ですと - 1
そうした宴会には鍋料理を中心としたコースがしばしば提供されます - 1
身体が温まりますね - 1
多くの魚介類が旬を迎えます - 1
あんこう - 1
甘エビ - 1
カワハギ - 1
金目鯛 - 1
銀ダラ - 1
すっぽん - 1
ニシン - 1
カレイ - 1
ヒラメなど - 1
こういった魚の鍋はこの季節ならではです - 1
野菜では - 1
金時にんじん - 1
聖護院かぶ - 1
小松菜 - 1
冬キャベツ - 1
ブロッコリー - 1
ほうれん草が旬です - 1
低温期にゆっくりじっくり育てられた野菜は - 1
春夏の３倍ものビタミンを含むようになり - 1
味だけでなく栄養 - 1
健康効果の面でも最高です - 1
こうした食材を鍋で楽しめば - 1
だしに溶け出した栄養まで残らずいただくことができます - 1
景色の面では夜景がおすすめです - 1
東京の冬は空気が乾燥するので - 1
外の風景は遠くまでクリアに見えます - 1
街の灯り - 1
ネオンサインや - 1
さまざまなランドマークのライトアップがいっそう引き立って見えます - 1
屋上の展望デッキから眺めるのはちょっと寒いのですが - 1
鍋で身体をあたためて - 1
しっかりあたたかい服装を着込んでいただけば - 1
なんとかだいじょうぶでしょう - 1
東京には四季があります - 1
屋形船は - 1
四季を空気に感じながら食事を楽しみ - 1
折々の風景を楽しむための最高の方法です - 1
それぞれの季節にご利用ください - 1
一度体験すればハマること間違いなしです - 1
東京の屋形船 - 1
sailing - 1
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